2009年4月21日火曜日

ホンダ「インサイト」

 乗用車の販売不振の中、販売価格が200万円を切ったハイブリッド車である「インサイト」は、好調な売れ行きで快走しています。

 先日、実物に接し、運転席にも座ってみました。スタイルはスポーツカータイプで、大きさは、トヨタのプリウスより一回り小さい感じです。

 運転席に座るとシートが低く、沈み込むような感覚です。私のように比較的高い位置からの視界に慣れている者には、路面が近く感じられます。慣れるまで視界には一寸違和感を感じました。また、最近の多くの車がそうであるように、運転席からボンネットの先端は落ち込んでいるため、全く見えません。車体感覚を覚えるまで、ぶつけないように気を使う必要がありそうです。

 実際に走行したわけではありませんので、走行感覚はわかりませんが、長年ホンダ車に乗り慣れているので、多分、良好だろうと推察しました。

 ただ、ハイブリッドショは、走行中の電力の供給は、鉄道車両で昔から用いられている回生制御ですので、ブレーキを多用しないと効果がありません。その意味では、高速道路のようなところの走行ではさほど優位性が発揮できません。信号の多い街中の走行の方が効果的です。

 したがいまして、スポーツタイプだけではなく一般のタウンカーにも、早くハイブリッド車を適用させて欲しいものだとも思いました。





 

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